美容業界へ転職を考えている看護師の方は多いですよね。美容看護師は、給料も良くて、日勤だけで、朝もゆっくりで良いので、高確率で転職候補に挙がると思います。
しかしながら私、先日3社面接を受けて、3社とも不合格になりました。
今回は、美容看護師の面接に落ちた理由を7つ考察。複数の転職エージェントを利用し、各担当者からのフィードバック内容も盛り込んでみました。
今後面接予定の方、転職を検討している方の参考になったら幸いです!
①採用枠が少ない
美容クリニックは基本的に予約制で、来院する患者様は決まっています。対応する患者様の数にも限りがあり、必要な看護師の人数も必然的に少ないです。夜勤やオンコールもないので、働き方が安定しており、離職率も低い場合が多いです。
こういった理由から、そもそも採用枠が少なくなります。
②人気が高い
排せつ物の処理はなく、力仕事や残業が少ない美容看護師の仕事。給与も安定しており、日勤のみの規則的な働き方が魅力です。キラキラしたイメージもありますね。
看護師の転職先としては人気が高い業種で、倍率が高くなっています。
③見た目のハードルが高い
転職サイトで美容クリニックのページを見てみると、募集要項には「清潔感のある方」と記載されていることが多くあります。「清潔感」とはつまり、美容クリニックに相応しい外見であることを望まれています。
肌管理は普段から出来ているか、表情管理能力、綺麗に化粧できているか、髪の毛の艶など、他業界の面接よりも細かく見られていると思います。
私自身、身だしなみに気を使ったつもりでしたが、アイメイクが薄かったり、髪型はスプレーで固めすぎてしまっていたりと、しっかりできていませんでした。
④経験者優遇
落ちてしまったうちの1社では、採用になった方の特徴を教えてもらえました。「経験者の方を優遇させてもらいました」という返答を受けたときにはがっかりしました。
私は業界未経験でした。募集要項には、未経験歓迎って書いていたのに…。採用枠が狭くなるからこそ、即戦力が期待できる経験者の方は合格率が高くなるようです。
⑤明確な理由が必要
未経験でも合格した友人を知っていますが、やはり美容への熱意は強く持っていました。
一方で私は、美容看護師の給与や、安定した働き方に強く魅力を感じており、美容看護師の仕事自体にはそれほど興味を持てないでいました。これまで受けたことのある美容施術も、医療脱毛くらい。
未経験でも合格するためには、それなりの熱意と、他のクリニックと差別化した明確な理由が必要になってくると思います。
⑥地域特性
私は都心に住んでいるわけではないので、美容クリニックも数が限られています。転職の倍率も必然的に高くなってきます。
より確実に合格したいと思っている方は、東京や大阪など、美容クリニックが多い地域での転職がお勧めです。
⑦礼節に厳しい
美容看護師は、一般の看護師と異なり、主に自由診療の患者様が来院します。患者様が支払う料金も高く、看護師に求める接遇のレベルも高くなります。言葉遣い、身だしなみ、表情など、しっかりとした礼節を身に着ける必要があります。
まとめ
美容看護師の面接に不合格になった私の視点から、その理由を考察してみました。安定していて高給与でな美容看護師の仕事は、大変魅力的です。しかし、その倍率の高さから、合格にはそれなりの準備が必要ということが分かりました。
残念ながら、私は合格できませんでしたが、美容看護師への転職活動を通して、接遇マナーはとても勉強になりました。
美容医療は今後も発展していく、未来のある分野だと思います。興味のある方や、今後美容看護師にチャレンジしたい!という方の参考になったら嬉しいです。
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