どんな職場にも「お局」と呼ばれる上司っていますよね。
私も、新卒で看護師として就職後、初めてお局上司に出会いました。その後、パワハラを受けて適応障害になり、休職した経験があります。
今回は自身の経験やリサーチした内容をもとに、お局への対応についてまとめてみました。
お局とは…
お局とは、会社などの職場を仕切る古参の女性社員を意味し「意地悪」かつ「口うるさい」「独身のままである」相手といったニュアンスを含んだ俗語としても用いられる言葉である。
つまりお局とは、会社で長く働いている「意地悪」な女性社員を差すようです。
お局心理を理解する
お局はなぜ威圧的な態度や、攻撃的な言動を発するのでしょうか?
その心理は、お局の「弱さ」から来ているといえます。
お局さまがなにかと周囲に対して強気に出るのは、実は、自信のなさやコンプレックスが原因になっていることが多いものです。
お局が周囲に攻撃的になるのは、実は精神的な弱さが原因となっていることもあるようです。自信のなさやコンプレックスを隠すため、自分を大きく見せようとする行為なのかもしれません。
上手く付き合っていく
どの職場にもいるお局。理不尽だとは思いつつ、上手くやっていく方法を見つけるのも、社会人生活を円満にするための道だと思います。
刺激しない
私の経験上、お局は刺激しないことが一番の対策になると思います。お局自体が不安を抱え込みやすい性質を持つため、仕事を抱え込みすぎないように、追加で頼まないようにします。また、〆切期限は余裕を持って伝えたり、後輩指導に付けないようにしたり、職場全体で配慮が必要です。
必要以上に干渉しない
お局と険悪になることは避けたいですが、必要以上に仲良くする必要はありません。
私自身、お局と食事に行った事もありましたが、悩みを打ち明けたあと、翌日その内容が職場全体に広がっていたり、打ち明けた内容をもとに精神的攻撃を受けました。
何が刺激するきっかけになるかも分からないので、プライベートな話は避けることが無難だと思います。
否定も肯定もしない
お局が周囲の悪口を話しているときは、肯定も否定も避けた方が良いでしょう。
肯定したことで、後から「〇〇さんは共感してくれた」など都合の良い変換をされやすいですし、否定するとお局を刺激するきっかけになる可能性があります。
へりくだって接する
お局の自尊心を保つよう、しっかりとした礼節で接することが大切です。言葉遣いや態度などに問題があると、それを機に攻撃的態度をとられる場合があります。
仕事が出来るようになる
お局は周囲の仕事を良く見ています。ミスや不備があると、必要以上に叱責を受ける可能性があるので、まずは自分自身の仕事内容をしっかり仕上げていきましょう。
撃退する
どんなに上手に接するよう心がけていても、お局からの攻撃が止まない場合もあります。
そんな時は、毅然として撃退しましょう。私のように、抑うつ症状が出たり、適応障害になってからでは遅いです。
所属長へ相談
1人で抱え込まず、所属長へ相談しましょう。部署の異動や、お局への指導を行ってもらえる可能性があります。お局へ直接話をすると、パワハラが激化する可能性もあるので、第3者に介入してもらうことがおすすめです。
私自身、所属長へ相談して部署移動をさせてもらえました。
録音、日記等証拠を残す
録音は、証拠としてとても効果的です。
こちらのサイトで、秘密録音についてまとめているので分かりやすいです。
また、パワハラの日時が分かるように日記(スマホでもOK)を付けておくことも証拠として効果的です。私自身、お局からの言動を、日時と一緒に記録にまとめて上司に提出しました。
労働基準監督署へ報告する
厚生労働省の労働基準監督署ホームページでは、ほっとらいん(電話相談)や、チャットボットの事業が行われています。
自部署・会社内で対処できない場合は、相談することができます。
まとめ
どの職場にも存在する「お局」。私自身、新卒で入社してからお局への対応でとても苦労しました。今回はその経験をもとに、対応方法をまとめてみました。
今悩んでいる方や、周囲の人が困っているという方の参考になれば嬉しいです!
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